防災グッズは何から買う?在宅避難のための優先順位
一度にそろえなくていい
防災グッズは、一度にすべてそろえる必要はありません。「最初の夜から必要なもの」から順にそろえていきます。
段階1:最初の夜から必要なもの
| 道具 | 理由 |
|---|---|
| 懐中電灯(家族の人数分)、ラジオ、電池 | 灯りと情報は最初の夜から必要 |
| 携帯トイレ、ポリ袋、ウェットティッシュ | トイレは発災直後から必要 |
| カセットコンロとボンベ | 温かい食事と湯 |
段階2:数日〜数週間の生活を支えるもの
| 道具 | 理由 |
|---|---|
| ポリタンク(折りたためるもの)、台車 | 給水所からの運搬 |
| 救急セット | けがの手当て |
| 軍手・革手袋、ヘルメット、厚底の靴 | 片付けの安全 |
段階3:長期化に備えるもの
| 道具 | 理由 |
|---|---|
| ブルーシート、ロープ、ガムテープ、工具 | 住まいの修繕 |
| 水の消毒の道具(無香料の塩素系漂白剤など) | 給水が受けられないときの備え |
水の消毒に使える漂白剤の選び方は、飲み水の確保と消毒で解説しています。
選ぶときの基準
- 燃料や電池がなくても動くか(手回しなど)
- 壊れても直せるか
- 一つで複数の用途に使えるか
- 家族の誰でも使えるか
- 置き場所に収まるか
よくある失敗
- 買っただけで一度も使っていない:手回しラジオの取っ手が固くて回せなかった、という例があります。買ったら一度、家族の前で使ってみましょう。
- 電池の規格がばらばら:できるだけ単3にそろえると、足りなくなりにくくなります。
- ラジオの電池が液漏れしていた:電池は機器から抜いて別に保管します。
- ポリタンクが重くて運べない:満水の20リットルタンクは約20キログラムです。小さめの容器を複数用意し、台車を使いましょう。
置き場所と点検
道具の置き場所は家族全員が知っておくことが大切です。半年に1回、電池の液漏れ、ゴム部品の劣化、ライターのガス残量を点検しましょう。点検にはチェックリストが使えます。
この記事の出典
- 首相官邸 : 災害への備え 事前にできること(防災の手引き)
- 防災庁(旧 内閣府防災) : 避難所の生活環境対策(「災害用トイレの必要数算定シート」掲載)
- 米国CDC : How to Make Water Safe in an Emergency
よくある質問
- 防災グッズで最初に買うべきものは何ですか?
- 懐中電灯(家族の人数分)・ラジオ・電池、携帯トイレ・ポリ袋・ウェットティッシュ、カセットコンロとボンベです。灯りと情報、トイレ、温かい食事は発災直後から必要になります。
- ポリタンクは何リットルのものがよいですか?
- 満水の20リットルタンクは約20キログラムになります。子どもや高齢者でも運べる10リットル程度の容器を混ぜ、台車も用意すると運びやすくなります。
次に読む
関連リンク
数値は目安です。公的機関の最新情報と指示を優先してください。