夜の台所に並んだ水のペットボトルと缶詰、袋入りの食料、カセットコンロと鍋、ランタンの灯り(イメージイラスト)
記事 1

家族4人の備蓄量はどれくらい?水・食料・トイレの計算方法

まず結論:4人家族・1週間の目安

公的機関が示す「1人1日あたり」の目安に、人数と日数を掛けるだけで必要量が出ます。

品目1人1日の目安4人×7日
飲料水3リットル84リットル(2リットルボトル42本)
主食3食84食
携帯トイレ5回140回分

日数は「最低3日分、できれば1週間分」が基本です。首相官邸の防災の手引きでは、大規模災害の発生時には1週間分の備蓄が望ましいとされています。

水:1人1日3リットル

飲料水と調理用の水を合わせて、1人1日3リットルが目安です。これは首相官邸の防災の手引きと、農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」に共通する数字です。

なお、この3リットルは「飲む・調理する」ための水です。トイレを流す、体を拭くといった生活用水は別に必要になります。浴槽に水を張っておく、ポリタンクに水道水をくみ置くなどの備えが勧められています。

食料:1日3食×人数×日数

主食は1人1日3食で数えます。4人で1週間なら84食、2週間なら168食です。

お米で考える場合、1食分(0.5合)を約75グラムとする目安があります(農林水産省のストックガイドをもとにした自治体の案内)。この目安では、2キログラムの米で約27食分です。84食をすべて米でまかなうなら約6.3キログラムになります。実際には、アルファ米・缶詰・レトルト食品などを組み合わせ、普段食べているものを多めに買って使った分を買い足す「ローリングストック」が勧められています。

トイレ:1人1日5回

断水や下水の被害でトイレが流せなくなったときのために、携帯トイレ(便袋)を備えます。防災庁(旧 内閣府防災)の「災害用トイレの必要数算定シート」では、1人1日5回が目安です。4人で1週間なら140回分になります。

水や食料に比べて忘れられやすいのがトイレです。食べる量を減らすことはできても、トイレの回数はほとんど減らせません。

2週間分を考えるときの注意

人数×日数の計算をそのまま延ばすと、4人で2週間なら水168リットル、主食168食、トイレ280回分になります。これは目安を単純に掛け算した数字です。置き場所や重さ(水168リットルは約168キログラム)も考えて、無理のない範囲で積み増してください。

計算機で自分の家族の量を出す

人数と日数を入れるだけで必要量を計算できる備蓄量計算機を用意しました。印刷して使えるチェックリストもあわせてご活用ください。

この記事の出典

出典一覧を見る

よくある質問

家族4人の飲料水は1週間で何リットル必要ですか?
1人1日3リットルを目安にすると、4人×3リットル×7日で84リットルです。2リットルのペットボトルなら42本になります。
携帯トイレは何回分用意すればよいですか?
防災庁(旧 内閣府防災)の算定シートでは1人1日5回が目安です。4人で1週間なら140回分になります。
何日分を備えればよいですか?
首相官邸の防災の手引きでは最低3日分、大規模災害に備えては1週間分が望ましいとされています。

次に読む

数値は目安です。公的機関の最新情報と指示を優先してください。